【四日市新事業】ピロリ菌は中学生で除菌するの?

市政報告&活動

こんにちは四日市市議会議員の谷口周司です

今年度から中学3年生にピロリ菌の検査事業が始まりました。

ピロリ菌についてや

なぜ中学生がピロリ菌の検査をするのか?

若いうちに除菌するといいらしいので

ピロリ菌検査や除菌方法など調べてみました

ピロリ菌とは

ピロリ菌は胃がんの原因のほとんどと言われています。

胃に住みついて胃の粘膜に炎症を起こします。

感染していても症状がなく、そのまま放置してしまいます。

胃炎が進行して胃・十二指腸潰瘍、胃がんを引き起こします

どうやって感染するのか

ピロリ菌は低年齢の子供に感染します。(5歳くらい?)

なぜなら、小さい子供は免疫力が低く、

胃酸の分泌が少ないので感染しやすいのです

親が口うつしで食べ物を与えるなど

親から子供へ感染してしまう場合があります。

子供が大きくなると普段の生活で感染することはありません

人にうつすこともありません

でも除菌するまでピロリ菌は消えません

なぜ?中学3年生に検査するの?

それは理由があるそうです

  1. 体が大きくなり、除菌するための薬の量が大人と同じになるから
  2. 中学卒業をすると県外に行く子供もいるため自治体での管理がしやすいため
  3. 中学生で除菌するとその後、再感染がほとんどない(胃がんが減らせる)

検査ってどんな検査なのかな?

子供でも受けれる?

痛くない?

検査は学校の通常の尿検査で調べることができます

検査で陽性(ピロリ菌がいた場合)の時は

2次検査(便検査)をします

便検査の精度は90%以上です

検査が痛くないのはいいですね!!

だいたい中学生の陽性率は5%程度だと言うことです

中学校で感染しているなんて

バレたら恥ずかしい・・・

中学校の普通の尿検査の中で受けることができます

検査結果は個別に自宅に届くので他の子に知られることはないです

通常の生活で友達にうつすことはありません

もしピロリ菌がいたらどうするの?

抗菌薬と胃酸を抑える薬を2週間内服します

その後8週間してからもう一度検査して

除菌できたか確認します

薬に副作用はないの?

抗菌薬を使うと下痢や蕁麻疹

味覚障害などが出る可能性があると言うことです

中学生が重い副作用出た例はないとのことですが

しっかり説明を聞いたり、考えてから治療するようにしてください

除菌したら胃がんにはならないの?

除菌をすると胃がんのリスクは低くなりますが

全くならないと言うことではありません

検診などはちゃんと受けて欲しいと思います

まとめ

ピロリ菌除菌が中学生からできて、そしてメリットもあるとは思っていませんでした

子供たちが親になって自分の子供にうつさないくて済んだり

自分の子供がピロリ菌検査をして陽性だとすれば

親(自分)が感染者かもしれません!!

つまり親や兄妹の除菌にもつなげることができます

それは最終的には医療費の削減や胃がんの減少にも繋がっていくので

簡単な検査なので除菌するしないではなく

ぜひ検査を受けていただきたいと思います

この記事を書いた人

谷口 周司
四日市市議会議員
四日市出身・四日市育ち
S53年10月12日生まれ・B型
四日市をもっと盛り上げたい!四日市の魅力を発信したい!
みんなが暮らしやすい街にするための情報発信に努め
四日市の政策などわかりやすくお伝えしていきます

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