こんにちは四日市市議会議員の谷口周司です
今回は総合病院・大学病院のかかり方をお伝えします。
『紹介状がないから診てもらえなかった』とか
『紹介状がないとめちゃくちゃ待たされた』
『選定療養費?5500円もかかった・・・』
なんてことないですか?
体の調子が悪くて病院行っているのに、こんなことになったら辛いですよね。
うちは奥さんが総合病院で働いていて、よくそんな話をしているので
- 総合病院にかかりたいけどどうしたらいいの?
- 総合病院にはなぜ紹介状が必要なの
- 選定療養費とは?
についてわかりやすく説明できたらと思います。
最後に総合病院・大学病院へかかるときの
持ち物チェックリストを作ってみました
よかったら活用してみてください
総合病院・大学病院にかかりたい!どうすればいいの?
総合病院や大学病院へ受診するには紹介状が必要です
なぜ紹介状は必要なのでしょうか?
紹介状が必要な理由
治療の経過や患者さんの情報を得るため
総合病院や大学病院の先生があなたと対面するのははじめてですよね
そんな時紹介状があればかなりの情報を先生は得ることができます
保険診療の費用を軽減するため
紹介状やデーターがない場合、違う病院へかかると
またはじめから検査をしなければならないことが多くあり
改めて検査する時間ももったいないです
今までの検査データも重要な情報です
もし最近のデータがあれば新たに検査をする必要がありません
日本は健康保険のため支払い金額が少ないのでハードルが低くなりがちですが
保険医療費を抑えるためにも紹介状やデータは必要なものとなります
待ち時間の軽減
総合病院や大学病院は紹介状など、ちゃんとした手続きを
している患者さんに対しては待ち時間という形で
差別化をしています
『待ち時間を減らしたい』
という方は紹介状を持って行くことをお勧めします
選定療養費とは?
現在、総合病院や大学病院などを紹介状を持たずに受診する場合
選定療養費というものがかかります
5500円(税込)
これは総合病院・大学病院とクリニックや街のお医者さんの
役割分担をするためにできた制度です
以上のことは大前提として覚えておいてほしいと思います
総合病院・大学病院とクリニックには違いがあります
総合病院・大学病院の役割
総合病院・大学病院のイメージとしては・・・
- 高度な治療が受けられる
- 検査が充実している
- すごいお医者さんがそろっていそう
- いろんな科があるからすぐに病気が治りそう
高度な医療が受けられたり、検査も充実しているのは確かですが
検査に関してはいろんな科で検査を回すので
検査の枠がなく後日改めて検査になることもしばしばあります
すごいお医者さんがそろっていそうと思われますが
先生によっても自分の専門・専門外などがあり
一概にいい先生ばかりがそろっているとは言い難いようです
また、たくさん科がありますが縦割り状況で
たらい回しになり、逆に時間がかかる場合があります
クリニック・町のお医者さんの役割
いざ!総合病院来たのに・・・とならないために
診療時間・診療科目・診療内容を確認しましょう
せっかく紹介状をもらってやってきた総合病院ですが、かかれない場合があります
例えば・・・
- 初診受付時間が終了していた
- そもそも休診だっった
- 予約をしなければ診てもらえない
- 希望の先生の診察日じゃない
- リウマチは診察していないとか
情報収集してから行きましょう
インターネットや電話で病院に確認してみましょう
総合病院・大学病院受診時の持ち物チェックリスト
- 保険証
- 紹介状
- データ類(CD-R・フィルム)
- お薬手帳
- 最近の採血データ・健康診断のデータ
- 自分の今までかかった病気・アレルギーをはっきりしておく
- 手帳(次回診察や検査の予定を立てるため)
- 現在の症状の詳細(いつから・どんな症状があるのか)
こんな時は総合病院に行け!!
緊急を要する場合(救急車呼んでね)
例えば
- 交通事故でかなりの事故だった時
- アナフィラキシーショック(呼吸が苦しい・意識障害)
- 骨折が強く疑われる時(立てない歩けない・出血している)
- 麻痺(顔・口・手足など)
まとめ
今回は総合病院・大学病院のかかり方をお伝えしました
病院をちゃんと使い分けることができれば
待ち時間を軽減できたり
最短で治療に結びつけることができて
さらに必要のない検査をせずに医療費の削減にも繋がります
病院へ行かれる際には参考に指定もらえると嬉しいです